トップ
>
小脇
ふりがな文庫
“小脇”の読み方と例文
読み方
割合
こわき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こわき
(逆引き)
彼の
電鈴
(
でんれい
)
を鳴して、火の
傍
(
そば
)
に寄来ると
斉
(
ひとし
)
く、唯継はその手を取りて
小脇
(
こわき
)
に
挾
(
はさ
)
みつ。宮は
懌
(
よろこ
)
べる気色も無くて、彼の為すに任するのみ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
金縁
(
きんぶち
)
眼鏡の紳士林檎柿など山の如く盛りたる皿を
小脇
(
こわき
)
にかゝへて「
分捕々々
(
ぶんどり/\
)
」と駆けて来たまふなど、ポンチの材料も少からず。
燕尾服着初めの記
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
舞台下の
奈落
(
ならく
)
では、一匹の野獣が麻酔剤に気を失った美しい女優を
小脇
(
こわき
)
にかかえて、穴蔵の
暗闇
(
くらやみ
)
の世界を、気ちがいのように走っていた。
人間豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
小脇(こわき)の例文をもっと
(57作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
脇
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
“小脇”で始まる語句
小脇差
検索の候補
小脇差
脇小姓
“小脇”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
島崎藤村
与謝野寛
壺井栄
徳冨蘆花
泉鏡太郎
作者不詳
中里介山
谷崎潤一郎
泉鏡花