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さすまた
ふりがな文庫
“さすまた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
刺叉
47.8%
刺股
21.7%
刺又
13.0%
鋼叉
8.7%
三叉
4.3%
叉
4.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刺叉
(逆引き)
素破
(
すは
)
。狼藉よ。乱心者よと
押取
(
おつと
)
り囲む
毬棒
(
いがばう
)
、
刺叉
(
さすまた
)
を物ともせず。血振ひしたるわれは大刀を上段に、小刀を下段に構へて
嘲
(
あざ
)
み笑ひつ
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
さすまた(刺叉)の例文をもっと
(11作品)
見る
刺股
(逆引き)
殊にお
掛屋
(
かけや
)
の株を買って多年の心願の一端が
協
(
かな
)
ってからは木剣、
刺股
(
さすまた
)
、
袖搦
(
そでがらみ
)
を玄関に飾って威儀堂々と構えて
軒並
(
のきなみ
)
の町家を
下目
(
しため
)
に見ていた。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
さすまた(刺股)の例文をもっと
(5作品)
見る
刺又
(逆引き)
忽ち、濠の水面へ、
分銅繩
(
ふんどうなわ
)
が飛ぶ、
刺又
(
さすまた
)
がさぐる。そうして、組み合ったままの二つの人体を、陸へ引揚げました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さすまた(刺又)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
鋼叉
(逆引き)
鋼叉
(
さすまた
)
に髪をからまれて、蜘蛛よりも手足を縮めてゐる女は、
神巫
(
かんなぎ
)
の
類
(
たぐひ
)
でゞもございませうか。
手矛
(
てほこ
)
に胸を刺し通されて、
蝙蝠
(
かはほり
)
のやうに逆になつた男は、
生受領
(
なまずりやう
)
か何かに相違ございますまい。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さすまた(鋼叉)の例文をもっと
(2作品)
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三叉
(逆引き)
ヴィンダー 俺の大
三叉
(
さすまた
)
が、恐ろしい鉄の轟きで天を震わせなくなってから、よい程時が経ったわ!
対話
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
さすまた(三叉)の例文をもっと
(1作品)
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叉
(逆引き)
ほぼ食事をする位の時間が経つと、鬼は巨きな
叉
(
さすまた
)
で曾を取り出して、また堂の下へ置いた。王はまた書類をしらべて怒って言った。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
さすまた(叉)の例文をもっと
(1作品)
見る
“さすまた”の意味
《名詞》
さすまた【刺股、刺叉、刺又】
江戸時代に使われた捕具で3メートルほどの柄の先端に二又に分かれた鉄金具をとりつけたもので金具の部分で罪人の喉、首、腕などを塀や地面に押さえつけて捕らえる。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
さんさ
さんしゃ
さんまた
みつまた
さつまた
ひし
こまぬ
こまね
しゃ
ふたまた