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みつまた
ふりがな文庫
“みつまた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ミツマタ
語句
割合
三叉
49.1%
三椏
15.1%
三股
11.3%
三俣
7.5%
三岐
3.8%
三又
3.8%
三杈
3.8%
三派
1.9%
三叉路
1.9%
椏
1.9%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三叉
(逆引き)
神将は手に
三叉
(
みつまた
)
の
戟
(
ほこ
)
を持つてゐましたが、いきなりその戟の切先を杜子春の胸もとへ向けながら、眼を
嗔
(
いか
)
らせて叱りつけるのを聞けば
杜子春
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
みつまた(三叉)の例文をもっと
(26作品)
見る
三椏
(逆引き)
あの、強靭な紙になる
三椏
(
みつまた
)
は前から使用禁止である。かてに使う桑皮にしても、工業組合からの配給になった和紙屑洋紙屑にしても、やはりその通りであった。
和紙
(新字新仮名)
/
東野辺薫
(著)
みつまた(三椏)の例文をもっと
(8作品)
見る
三股
(逆引き)
文子は綱宗が高尾を身受して舟に載せて出て、
三股
(
みつまた
)
で斬つたと云ふ俗説を
反駁
(
はんぱく
)
する
積
(
つもり
)
で、高尾が仙台へ連れて行かれて、子孫を
彼地
(
かのち
)
に残したと書いたのだが、それは誤を以て誤に代へたのである。
椙原品
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
みつまた(三股)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
三俣
(逆引き)
此
嶺
(
たふげ
)
うちこし四里
山径
(
やまみち
)
隆崛
(
りうくつ
)
して
数武
(
すぶ
)
も
平坦
(
へいたん
)
の路を
践
(
ふま
)
ず
浅貝
(
あさかひ
)
といふ
駅
(
えき
)
に
宿
(
やど
)
り
猶
(
なほ
)
○
二居嶺
(
ふたゐたふげ
)
(二リ半)を
越
(
こえ
)
て
三俣
(
みつまた
)
といふ
山駅
(
さんえき
)
に宿し、
芝原嶺
(
しばはらたふげ
)
を下り
湯沢
(
ゆさは
)
に
抵
(
いたら
)
んとする
途
(
みち
)
にて
遙
(
はるか
)
に
一楹
(
いちえい
)
の
茶店
(
さてん
)
を見る。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
みつまた(三俣)の例文をもっと
(4作品)
見る
三岐
(逆引き)
実は、この段、
囁
(
ささや
)
き合って、ちょうどそこが
三岐
(
みつまた
)
の、一方は裏山へ上る
山岨
(
やまそば
)
の落葉の
径
(
こみち
)
。一方は崖を下る石ころ坂の急なやつ。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みつまた(三岐)の例文をもっと
(2作品)
見る
三又
(逆引き)
日高郡
三又
(
みつまた
)
大字は、紀伊国で三つの極寒村の第一たり。十人と集まりて顔見合わすことなしという。ここに日本にただ三つしかなきという星の神社あり。古え明星この社頭の大杉に
降
(
くだ
)
りしを祭る。
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
みつまた(三又)の例文をもっと
(2作品)
見る
三杈
(逆引き)
三杈
(
みつまた
)
の花咲き
湿
(
しめ
)
る、山の井よ、下井の水も
滴
(
したた
)
るらしき。
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
みつまた(三杈)の例文をもっと
(2作品)
見る
三派
(逆引き)
この
三派
(
みつまた
)
の
片岸
(
かたぎし
)
、濱町——大川の浦には、五六十年後の寶暦十年には、國學者
縣居
(
あがたゐ
)
の
翁
(
おきな
)
賀茂眞淵
(
かものまぶち
)
が居た。
花火と大川端
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
と賞してゐるが、傾城高尾が舟中で仙臺樣になぶり斬りにされたつるし斬りの傳説もこの
三派
(
みつまた
)
だ。
花火と大川端
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
みつまた(三派)の例文をもっと
(1作品)
見る
三叉路
(逆引き)
私が前へ
便所
(
はばかり
)
へ往くようにして出て往って、
彼処
(
あすこ
)
の
三叉路
(
みつまた
)
の処で待っておる、お前も後から便所へ行くと云って出て来て、三叉路の処へお出で
白い花赤い茎
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
みつまた(三叉路)の例文をもっと
(1作品)
見る
椏
(逆引き)
対岸に幾棟かの
藁
(
わら
)
屋根が見える。そこは上湯島だという。長い釣橋が一直線に見える。
椏
(
みつまた
)
や山桐や桑や、人の植えた木が道に沿うてチラホラ見える。
白峰の麓
(新字新仮名)
/
大下藤次郎
(著)
みつまた(椏)の例文をもっと
(1作品)
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