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三俣
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みつまた
ふりがな文庫
“
三俣
(
みつまた
)” の例文
その三国峠を越え、浅貝、
三俣
(
みつまた
)
から
神立村
(
かんだちむら
)
へ下りると、もう越後新田党の領土になる。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此
嶺
(
たふげ
)
うちこし四里
山径
(
やまみち
)
隆崛
(
りうくつ
)
して
数武
(
すぶ
)
も
平坦
(
へいたん
)
の路を
践
(
ふま
)
ず
浅貝
(
あさかひ
)
といふ
駅
(
えき
)
に
宿
(
やど
)
り
猶
(
なほ
)
○
二居嶺
(
ふたゐたふげ
)
(二リ半)を
越
(
こえ
)
て
三俣
(
みつまた
)
といふ
山駅
(
さんえき
)
に宿し、
芝原嶺
(
しばはらたふげ
)
を下り
湯沢
(
ゆさは
)
に
抵
(
いたら
)
んとする
途
(
みち
)
にて
遙
(
はるか
)
に
一楹
(
いちえい
)
の
茶店
(
さてん
)
を見る。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
私
(
わっち
)
どもは
三俣
(
みつまた
)
まで帰るものですが、
尤
(
もっと
)
も駕籠は
一挺
(
いっちょう
)
しか有りませんが、お寒うござんすから、奥様ばかりお
召
(
めし
)
になったら
如何
(
いかゞ
)
でござんす、
二居
(
ふたい
)
まで二里八丁、いくらでも宜しゅうございます
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此
嶺
(
たふげ
)
うちこし四里
山径
(
やまみち
)
隆崛
(
りうくつ
)
して
数武
(
すぶ
)
も
平坦
(
へいたん
)
の路を
践
(
ふま
)
ず
浅貝
(
あさかひ
)
といふ
駅
(
えき
)
に
宿
(
やど
)
り
猶
(
なほ
)
○
二居嶺
(
ふたゐたふげ
)
(二リ半)を
越
(
こえ
)
て
三俣
(
みつまた
)
といふ
山駅
(
さんえき
)
に宿し、
芝原嶺
(
しばはらたふげ
)
を下り
湯沢
(
ゆさは
)
に
抵
(
いたら
)
んとする
途
(
みち
)
にて
遙
(
はるか
)
に
一楹
(
いちえい
)
の
茶店
(
さてん
)
を見る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
二居ヶ峰の中の峰より二里半、
三俣
(
みつまた
)
という処まで来ますると、
宿
(
しゅく
)
はずれに少しばかり家はござりますが、いずれも
門
(
かど
)
の戸を
閉切
(
たてき
)
って
焚火
(
たきび
)
をして居ります様子、文治はその家の前に立ちまして
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
俣
漢検準1級
部首:⼈
9画
“三俣”で始まる語句
三俣蓮華