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山岨
ふりがな文庫
“山岨”の読み方と例文
読み方
割合
やまそば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまそば
(逆引き)
実は、この段、
囁
(
ささや
)
き合って、ちょうどそこが
三岐
(
みつまた
)
の、一方は裏山へ上る
山岨
(
やまそば
)
の落葉の
径
(
こみち
)
。一方は崖を下る石ころ坂の急なやつ。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大鋸
(
おおが
)
のひびきも斧の音もきこえず、
馬鈴薯
(
じゃがいも
)
か
辣薤
(
らっきょう
)
か、葉っぱばかりさやさや揺れているしんとした
山岨
(
やまそば
)
の段々畑から派手なような寝ぼけたような歌ごえが聞えてくるというのは
生霊
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ひとりゆくこの
山岨
(
やまそば
)
は落葉のみ溜り
湿
(
しめ
)
れり。落葉踏みつつ行けば、いづく飛び鵯高音うつ。かさこそり、
櫟
(
くぬぎ
)
の枯葉わがかたへまた声立てぬ。日おもての
草崖薄
(
くさがけすゝき
)
、その穂にも落葉かかれり。
観想の時:――長歌体詩篇二十一――
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
山岨(やまそば)の例文をもっと
(7作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
岨
漢検準1級
部首:⼭
8画
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山岨道
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山間嶮岨
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