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『和紙』
ふりがな文庫
『
和紙
(
わし
)
』
昨夜寝床に入ってからも、あれこれと思いめぐらしてみたのだが、別にこれという嘘言も浮かんでは来なかった。新聞の広告で見た新刊書がどうしても買いたくなったからと、半日をつぶすにしてはいかにも気の利かない口実とは承知でも、ともかくそんなことで町へ …
著者
東野辺薫
初出
「東北文學」1943(昭和18)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間12分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間59分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
除
(
とり
)
祖父
(
じ
)
嬰児
(
ややこ
)
悪
(
に
)
框
(
けた
)
嫂
(
あんね
)
恟
(
おび
)
長男
(
あととり
)
凝
(
じ
)
嫂
(
あん
)
叢
(
むらが
)
嗄
(
しゃが
)
嫂
(
あね
)
晩
(
おく
)
浴
(
ゆあ
)
済
(
な
)
灑
(
すす
)
粗
(
まば
)
除
(
と
)
凍
(
こご
)
厭
(
いと
)
吹雪
(
ふぶ
)
嘘言
(
きょげん
)
堰
(
せ
)
嫂
(
ねえ
)
嬶
(
かか
)
安斎
(
あんざい
)
対蹠
(
たいせき
)
尖
(
さき
)
征
(
い
)
悚然
(
しょうぜん
)
拙
(
まず
)
挽
(
ひき
)
榾
(
ほた
)
漉
(
す
)
生々
(
いきいき
)
皸
(
あかぎれ
)
自惚
(
うぬぼれ
)
苛
(
さいな
)
萎
(
な
)
被
(
き
)
退
(
ひ
)
遽
(
にわか
)
鞭
(
むちう
)
三昧
(
ざんまい
)
三椏
(
みつまた
)
乃至
(
ないし
)
剛
(
こわ
)
割
(
さ
)
力業
(
ちからわざ
)
半
(
なかば
)
呼吸
(
いき
)
咄嗟
(
とっさ
)
嘘言
(
うそ
)
噤
(
つぐ
)
噯
(
おくび
)
圧
(
お
)
境界
(
きょうがい
)
姑
(
しゅうとめ
)
嫂
(
あによめ
)
孕
(
はら
)
寂寥
(
せきりょう
)
崇
(
あが
)
征
(
ゆ
)
慊
(
あきた
)
手強
(
てごわ
)
払拭
(
ふっしょく
)
捻子
(
ねじ
)
掬
(
すく
)
揶揄
(
やゆ
)
料峭
(
りょうしょう
)
暢気
(
のんき
)
棉
(
わた
)
楮
(
こうぞ
)
水甕
(
みずがめ
)
漉屋
(
すきや
)
漉槽
(
すきぶね
)
漉簀
(
すきす
)
澱
(
よど
)
濾
(
こ
)
灰汁
(
あく
)
無下
(
むげ
)
焼窯
(
やきがま
)
照
(
て
)
田圃
(
たんぼ
)
甲虫
(
かぶとむし
)
疾
(
と
)
盥
(
たらい
)
碧
(
あお
)
磐城
(
いわき
)
禍
(
わざわい
)
竦
(
すく
)
簀
(
す
)
簀框
(
すげた
)
粗皮
(
あらかわ
)
舅
(
しゅうと
)
芍薬
(
しゃくやく
)
苟
(
いやしく
)
萱
(
かや
)
蕗
(
ふき
)