“捻子”の読み方と例文
読み方割合
ねじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晋作は中にはいって電燈の捻子ねじを捻ねった。ぱっと明るくなった。が皆は云い合したように、そのまま座敷へ戻った。
白血球 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
捻子ねじも注意して捲いていたから、多分大した時間の違いはなかろう。私は窓の諸戸に腕をまくって見せて、手真似で時間の合っていることを知らせた。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
また私の検微鏡用切断器の捻子ねじが一つ曲ったのを、真直にするのには、二セントかかった丈である。