“捻伏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねじふ80.0%
ねぢふせ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滅多に手荒なことをしたことのなかった父親をして、にお島の頭髪んで、彼女をそこに捻伏せてのめすような憤怒を激発せしめた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
二人はで又もや組討を始めたが、若い重太郎は遂にたる父を捻伏せた。彼は母のと叫びつつ、持ったる洋刃を重蔵の差付けたのである。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
半四郎は腕さしして久兵衞の首筋引掴み忽ち其所へ捻伏玄翁の如きしを振上久兵衞が面體を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
に九郎兵衞は此方よりで出九助のりをみ取て捻伏喰切めて散々に叩きれは江戸へ出て金を親父が質田取返すの又は百八十兩へたの貰つたのと虚言八百を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)