“玄翁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんのう80.0%
げんおう10.0%
げんをう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんどこそ間違まちがいはないと玄翁げんのうおもって、ひょいとがりますと、どうでしょう、さっきの石のあったところがほんのりあかるくなって
殺生石 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
半四郎は腕さしのばして久兵衞の首筋くびすぢ引掴ひつつかみ忽ち其所へ捻伏ねぢふせ玄翁げんおうの如きこぶしを振上ふりあげ久兵衞が面體を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
玄翁げんをう和尚は伊夜彦山いやひこさんふもと箭矧やはぎ村のさんなり。近世ちかきよにいたりて徳僧とくそう高儒かうじゆ和哥書画の人なきにしもあらざれども、遠く四方に雷名らいめいせるはすくなし。