“捻向”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねじむ81.0%
ねぢむ14.3%
ねぢむく4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という顔色で、竹の鞭を、トに取って、を握って捻向きながら、帽子の下に暗い額で、髯の白いに、金が北叟笑
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
婦人はとにもかくにも遣過せしが、又何とか思直しけん、に追行きて呼止めたり。捻向けたる酔客はれると見据ゑて、かとしさにさず。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
起回りさまに捻向れば、何事とも知らず、年嵩駈着るなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)