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ねじむ
ふりがな文庫
“ねじむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
捻向
81.0%
捩向
19.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
捻向
(逆引き)
エルマは首を
捻向
(
ねじむ
)
けるようにして
対手
(
あいて
)
の顔を見た。それは見覚えのある警察署長の顔であった。
警察署長
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
好
(
よ
)
し一つ頭を
捻向
(
ねじむ
)
けて
四下
(
そこら
)
の
光景
(
ようす
)
を視てやろう。それには丁度
先刻
(
さっき
)
しがた眼を覚して例の
小草
(
おぐさ
)
を
倒
(
さかしま
)
に
這降
(
はいおり
)
る蟻を視た時、
起揚
(
おきあが
)
ろうとして
仰向
(
あおむけ
)
に
倒
(
こ
)
けて、
伏臥
(
うつぶし
)
にはならなかったから、勝手が
好
(
い
)
い。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
ねじむ(捻向)の例文をもっと
(17作品)
見る
捩向
(逆引き)
夜の色は極めてくらし、
蝋
(
ろう
)
を取りたるうつくしき人の姿さやかに、
庭下駄
(
にわげた
)
重く引く音しつ。ゆるやかに
縁
(
えん
)
の端に腰をおろすとともに、手をつきそらして
捩向
(
ねじむ
)
きざま、わがかほをば見つ。
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「ああ、そうよ。」と
捩向
(
ねじむ
)
いて
清
(
すずし
)
く目を
睜
(
みひら
)
く。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ねじむ(捩向)の例文をもっと
(4作品)
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