“蝋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろう80.2%
らふ17.9%
らう1.2%
ろふ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お光さんは、わざと火のついている煙草はそのまま指に置いて、ポケットから、香港ホンコン出来のろうマッチを探って、黙って貸してやる。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あるいは新らしい木の芽からいらなくなったらふを集めて六角形の巣を築いたりもういそがしくにぎやかな春の入口になってゐました。
洞熊学校を卒業した三人 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
青みゆくらうの火と月光つきかげ
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
今こそろふ琺瑯はうろうほのほのころもひきまと
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)