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蝋色鞘
ふりがな文庫
“蝋色鞘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろいろざや
92.3%
ろういろざや
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろいろざや
(逆引き)
さっそうとして、
蝋色鞘
(
ろいろざや
)
をにぎりとると、飛ばしに飛ばせて
早駕籠
(
はやかご
)
を乗りつけたところは、いうまでもなく駒形河岸の二三春の住まいでした。
右門捕物帖:23 幽霊水
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
処へ参ったのは業平文治で、
姿
(
なり
)
は
黒出
(
くろで
)
の
黄八丈
(
きはちじょう
)
にお
納戸献上
(
なんどけんじょう
)
の帯をしめ
蝋色鞘
(
ろいろざや
)
の
脇差
(
わきざし
)
をさし、
晒
(
さらし
)
の手拭を持って、ガラリッと障子を開けますと
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
蝋色鞘(ろいろざや)の例文をもっと
(24作品)
見る
ろういろざや
(逆引き)
冷たい
蝋色鞘
(
ろういろざや
)
の大刀を、片袖で胸へ抱き、片手で簀戸を開けた御方は、魔女か、蛇身かのように、新九郎の側へするすると寄って、その口もとへそっと手をやった。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一見を所望した侍 (受け取って)結構な
蝋色鞘
(
ろういろざや
)
ですな。失礼ながら、いい時代がついておりますて。ほ! お鍔の彫りは、替り蝶の飛び姿! いや、凝った凝った、大凝りですな。
稲生播磨守
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
蝋色鞘(ろういろざや)の例文をもっと
(2作品)
見る
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
鞘
漢検準1級
部首:⾰
16画
“蝋色”で始まる語句
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蝋色塗
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蝋色漆
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封蝋色
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蝋塗鞘
蝋石色
絽色鞘
“蝋色鞘”のふりがなが多い著者
佐々木味津三
三遊亭円朝
林不忘
吉川英治