“蝋石色”の読み方と例文
読み方割合
ろうせきいろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どこもここも削ぎ取ったようになって、この身体に血がかよっているのか、蝋石色ろうせきいろえ返り、手足は糸のように痩せているのに、眼ばかりは火がついたように逞ましく光っている。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)