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蝋色鞘
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ろういろざや
ふりがな文庫
“
蝋色鞘
(
ろういろざや
)” の例文
冷たい
蝋色鞘
(
ろういろざや
)
の大刀を、片袖で胸へ抱き、片手で簀戸を開けた御方は、魔女か、蛇身かのように、新九郎の側へするすると寄って、その口もとへそっと手をやった。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一見を所望した侍 (受け取って)結構な
蝋色鞘
(
ろういろざや
)
ですな。失礼ながら、いい時代がついておりますて。ほ! お鍔の彫りは、替り蝶の飛び姿! いや、凝った凝った、大凝りですな。
稲生播磨守
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
鞘
漢検準1級
部首:⾰
16画
“蝋色”で始まる語句
蝋色
蝋色塗
蝋色柄
蝋色漆