“琺瑯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうろう92.3%
はうろう7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、看護婦は、ガーゼで覆われた、長径二しゃくばかりの、楕円形の琺瑯ほうろう鉄器製の盆を捧げてはいって来た。それを見た患者は
肉腫 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
名前は玉質焼といって、全然気分のかわった淡い水彩画のような感じのもので、を卵色の琺瑯ほうろうで焼き付けて、模様を白く残したようなものだった。
九谷焼 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
今こそろふ琺瑯はうろうほのほのころもひきまと
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)