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黄蝋
ふりがな文庫
“黄蝋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おうろう
42.9%
わうらふ
42.9%
きろう
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうろう
(逆引き)
古風
(
いにしえぶり
)
を存ぜる
弔燭台
(
つりしょくだい
)
の
黄蝋
(
おうろう
)
の火遠く光の波を
漲
(
みなぎ
)
らせ、数知らぬ勲章、肩じるし、女服の飾などを射て、祖先よよの
油画
(
あぶらえ
)
の肖像の間に挾まれたる大鏡に
照反
(
てりかえ
)
されたる、いへば
尋常
(
よのつね
)
なり。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
黄蝋(おうろう)の例文をもっと
(3作品)
見る
わうらふ
(逆引き)
ペエテルブルクに在りし間に余を
囲繞
(
ゐねう
)
せしは、巴里絶頂の
驕奢
(
けうしや
)
を、氷雪の
裡
(
うち
)
に移したる王城の
粧飾
(
さうしよく
)
、
故
(
ことさ
)
らに
黄蝋
(
わうらふ
)
の
燭
(
しよく
)
を幾つ共なく
点
(
とも
)
したるに、幾星の勲章、幾枝の「エポレツト」が映射する光
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
黄蝋(わうらふ)の例文をもっと
(3作品)
見る
きろう
(逆引き)
ただ一つのおもしろかったのは、麻糸か何かの束を
黄蝋
(
きろう
)
で固めた
松明
(
たいまつ
)
を買わされて持って行ったが、噴気口のそばへ来ると、案内者はそれに点火して穴の上で振り回した。
案内者
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
黄蝋(きろう)の例文をもっと
(1作品)
見る
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
“黄”で始まる語句
黄昏
黄金
黄
黄色
黄金色
黄楊
黄泉
黄葉
黄昏時
黄八丈
“黄蝋”のふりがなが多い著者
蒲原有明
森鴎外
北原白秋
寺田寅彦