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黄蝋
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おうろう
ふりがな文庫
“
黄蝋
(
おうろう
)” の例文
古風
(
いにしえぶり
)
を存ぜる
弔燭台
(
つりしょくだい
)
の
黄蝋
(
おうろう
)
の火遠く光の波を
漲
(
みなぎ
)
らせ、数知らぬ勲章、肩じるし、女服の飾などを射て、祖先よよの
油画
(
あぶらえ
)
の肖像の間に挾まれたる大鏡に
照反
(
てりかえ
)
されたる、いへば
尋常
(
よのつね
)
なり。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
余が大臣の一行に
随
(
したが
)
いて、ペエテルブルクに在りし間に余を
囲繞
(
いにょう
)
せしは、
巴里
(
パリ
)
絶頂の
驕奢
(
きょうしゃ
)
を、氷雪のうちに移したる王城の
粧飾
(
そうしょく
)
、ことさらに
黄蝋
(
おうろう
)
の
燭
(
しょく
)
を幾つともなく
点
(
とも
)
したるに、幾星の勲章
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
古風
(
いにしえぶり
)
を存ぜるつり
燭台
(
しょくだい
)
の
黄蝋
(
おうろう
)
の火遠く光の波をみなぎらせ、数知らぬ勲章、肩じるし、女服の飾りなどを射て、祖先よよの曲画の肖像の間にはさまれたる大鏡に照りかえされたる、いえば
尋常
(
よのつね
)
なり。
文づかい
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
“黄”で始まる語句
黄昏
黄金
黄
黄色
黄金色
黄楊
黄泉
黄葉
黄昏時
黄八丈