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蝋涙
ふりがな文庫
“蝋涙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろうるい
69.2%
らふるゐ
23.1%
ろふるい
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうるい
(逆引き)
たたみかけられて、夫人の
鄒氏
(
すうし
)
はわなわなふるえた。
蝋涙
(
ろうるい
)
のようなものが頬を白く流れる。——曹操は、唇をかみ、つよい眸をその
面
(
おもて
)
に
屹
(
きっ
)
とすえて
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蝋涙(ろうるい)の例文をもっと
(9作品)
見る
らふるゐ
(逆引き)
彼はみづから燃え尽きようとする一本の
蝋燭
(
らふそく
)
にそつくりである。彼の所業やジヤアナリズムは即ちこの蝋燭の
蝋涙
(
らふるゐ
)
だつた。
続西方の人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蝋涙(らふるゐ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ろふるい
(逆引き)
朱
(
しゆ
)
の
蝋涙
(
ろふるい
)
は
毒杯
(
どくはい
)
の
紫
(
むらさき
)
擾
(
みだ
)
し照り
雫
(
しづ
)
く。
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
蝋涙(ろふるい)の例文をもっと
(1作品)
見る
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
涙
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“蝋”で始まる語句
蝋燭
蝋
蝋色鞘
蝋塗
蝋色
蝋細工
蝋石
蝋管
蝋鞘
蝋梅
“蝋涙”のふりがなが多い著者
池谷信三郎
西東三鬼
中里介山
谷崎潤一郎
北原白秋
吉川英治
国枝史郎
夢野久作
野村胡堂
芥川竜之介