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らふるゐ
ふりがな文庫
“らふるゐ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蝋涙
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蝋涙
(逆引き)
彼はみづから燃え尽きようとする一本の
蝋燭
(
らふそく
)
にそつくりである。彼の所業やジヤアナリズムは即ちこの蝋燭の
蝋涙
(
らふるゐ
)
だつた。
続西方の人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
勘五郎の返事を
背後
(
うしろ
)
に聽いて、平次は穴倉の中に入つて行きました。入口の石の上に、したゝか
蝋涙
(
らふるゐ
)
が
滾
(
こぼ
)
れてゐるだけ、穴倉の中には、埃が一寸ほども積つて、人の入つた樣子などはなかつたのです。
銭形平次捕物控:073 黒い巾着
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
蝋涙
(
らふるゐ
)
の冷えゆく除夜の闇に寝る
今日:02 今日
(新字旧仮名)
/
西東三鬼
(著)
らふるゐ(蝋涙)の例文をもっと
(3作品)
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