トップ
>
庭下駄
ふりがな文庫
“庭下駄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にわげた
73.1%
にはげた
26.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にわげた
(逆引き)
座敷の
隅々
(
くまぐま
)
にも眼に立つような
塵
(
ちり
)
のないのを見とどけて、彼女は更に縁側に出て、三足ばかりの
庭下駄
(
にわげた
)
を踏石の上に行儀よく直した。
番町皿屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「ちょっとそこまで行って来るとおっしゃって、そとへ出ていらしたばかりですよ。宅の
庭下駄
(
にわげた
)
を突っかけて、
番傘
(
ばんがさ
)
をお差しになって。」
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
庭下駄(にわげた)の例文をもっと
(19作品)
見る
にはげた
(逆引き)
淺蜊
(
あさり
)
やア
淺蜊
(
あさり
)
の
剥身
(
むきみ
)
——
高臺
(
たかだい
)
の
屋敷町
(
やしきまち
)
に
春
(
はる
)
寒
(
さむ
)
き
午後
(
ごご
)
、
園生
(
そのふ
)
に
一人
(
ひとり
)
庭下駄
(
にはげた
)
を
爪立
(
つまだ
)
つまで、
手
(
て
)
を
空
(
そら
)
ざまなる
美
(
よ
)
き
女
(
むすめ
)
あり。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「昨日の朝雨が降つた筈だ。——畑の端つこにある、生垣のところまで行つた足跡が澤山あるが、——おや/\、
庭下駄
(
にはげた
)
と
跣足
(
はだし
)
と滅茶々々に入り亂れてゐる」
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
庭下駄(にはげた)の例文をもっと
(7作品)
見る
庭
常用漢字
小3
部首:⼴
10画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
駄
常用漢字
中学
部首:⾺
14画
“庭下駄”で始まる語句
庭下駄穿
検索の候補
庭下駄穿
下駄
駒下駄
日和下駄
吾妻下駄
下駄穿
高下駄
下駄箱
薩摩下駄
塗下駄
“庭下駄”のふりがなが多い著者
大下宇陀児
徳冨蘆花
高浜虚子
樋口一葉
谷崎潤一郎
夏目漱石
泉鏡花
徳田秋声
泉鏡太郎
有島武郎