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吾妻下駄
ふりがな文庫
“吾妻下駄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あずまげた
82.4%
あづまげた
17.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あずまげた
(逆引き)
返事をきくと、お糸はそれですっかり安心したものの如くすたすた路地の
溝板
(
どぶいた
)
を
吾妻下駄
(
あずまげた
)
に踏みならし振返りもせずに行ってしまった。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
女は、しどろな言葉で
挨拶
(
あいさつ
)
して、来た時の勢いとは、くらべものにならないしょげかたで、どぶ板に、
吾妻下駄
(
あずまげた
)
の音を残して帰っていった。
旧聞日本橋:19 明治座今昔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
吾妻下駄(あずまげた)の例文をもっと
(14作品)
見る
あづまげた
(逆引き)
返事をきくと、お
糸
(
いと
)
は
其
(
そ
)
れですつかり安心したものゝ
如
(
ごと
)
くすた/\
路地
(
ろぢ
)
の
溝板
(
どぶいた
)
を
吾妻下駄
(
あづまげた
)
に踏みならし
振返
(
ふりかへ
)
りもせずに行つてしまつた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
その
崕
(
がけ
)
下の民家からは炊煙が
夕靄
(
ゆうもや
)
と一緒になって海のほうにたなびいていた。波打ちぎわの砂はいいほどに湿って葉子の
吾妻下駄
(
あづまげた
)
の歯を吸った。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
吾妻下駄(あづまげた)の例文をもっと
(3作品)
見る
吾
漢検準1級
部首:⼝
7画
妻
常用漢字
小5
部首:⼥
8画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
駄
常用漢字
中学
部首:⾺
14画
“吾妻”で始まる語句
吾妻橋
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