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駈着
読み方 | 割合 |
かけつ | 80.0% |
かけつけ | 10.0% |
かけつく | 10.0% |
綱曳にて
駈着けし紳士は
姑く休息の後内儀に導かれて
入来りつ。その
後には、今まで居間に潜みたりし
主の
箕輪亮輔も附添ひたり。
つれ
逃來りし譯ゆゑ
敢て
憎む程のこともなし夫に
旅馴ぬゆゑ熊谷土手にて
惡漢に
欺され既に妻をも
奪はれんとする所に八五郎の
咄しにより某
駈着て惡漢を
起回りさまに
頭を
捻向れば、何事とも知らず、
年嵩の
婢の
駈着るなり。