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駈下
ふりがな文庫
“駈下”の読み方と例文
読み方
割合
かけお
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけお
(逆引き)
と急に支度をしてどん/\/\/\と毀れるばかりに
階子
(
はしご
)
を
駈下
(
かけお
)
りると、止せば
宜
(
よ
)
いに小増を始め芸者や太鼓持まで又市の跡を付けて来まして
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
周章
(
あわ
)
てて急坂を
駈下
(
かけお
)
りて
転
(
ころ
)
がるように停車場に飛込みざま切符を買った処へ、終列車が地響き打って突進して来た。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
私
(
わたし
)
は
跣足
(
はだし
)
で庭へ
駈下
(
かけお
)
りました。
駈
(
か
)
けつけて声を出しますと、烏は其のまゝ塀の外へ又飛びましたのでございます。
丁
(
ちょう
)
ど
其処
(
そこ
)
が、
裏木戸
(
うらきど
)
の
処
(
ところ
)
でございます。
紅玉
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
駈下(かけお)の例文をもっと
(14作品)
見る
駈
漢検準1級
部首:⾺
15画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“駈”で始まる語句
駈
駈出
駈落
駈引
駈込
駈上
駈足
駈寄
駈付
駈着
“駈下”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
二葉亭四迷
作者不詳
内田魯庵
中島敦
泉鏡花
国木田独歩
永井荷風