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皸
ふりがな文庫
“皸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひび
55.2%
あかぎれ
31.0%
かが
6.9%
かゝ
3.4%
ひゞ
3.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひび
(逆引き)
髪には
櫛
(
くし
)
が一つだけ、手も足も水仕事でひどくあれているし、
白粉
(
おしろい
)
けなど
些
(
いささ
)
かもみられない顔の赤くなった頬には、もう
皸
(
ひび
)
がきれていた。
赤ひげ診療譚:08 氷の下の芽
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
皸(ひび)の例文をもっと
(16作品)
見る
あかぎれ
(逆引き)
そして指の節々には、殆ど一本も残らず、大きな
皸
(
あかぎれ
)
が深い口をあけて居た。時々赤い血が小指の節などから
滴
(
したゝ
)
つた。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
皸(あかぎれ)の例文をもっと
(9作品)
見る
かが
(逆引き)
稲
舂
(
つ
)
けば
皸
(
かが
)
る我が手を今宵もか殿の
稚子
(
わくご
)
が取りて嘆かむ(万葉集巻十四、東歌)
雪
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
皸(かが)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かゝ
(逆引き)
稲つけば、
皸
(
かゝ
)
る我が手を 今宵もか 殿の
若子
(
わくご
)
がとりてなげかむ
歌の円寂する時
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
皸(かゝ)の例文をもっと
(1作品)
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ひゞ
(逆引き)
山家育
(
やまがそだ
)
ちの
石臼
(
いしうす
)
は
爐邊
(
ろばた
)
で
夜業
(
よなべ
)
をするのが
好
(
す
)
きで、
皸
(
ひゞ
)
や『あかぎれ』の
切
(
き
)
れた
手
(
て
)
も
厭
(
いと
)
はずに
働
(
はたら
)
くものゝ
好
(
よ
)
いお
友達
(
ともだち
)
でした。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
皸(ひゞ)の例文をもっと
(1作品)
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皸
漢検1級
部首:⽪
14画
“皸”の関連語
霜焼
“皸”を含む語句
相不変皸
胼皸
“皸”のふりがなが多い著者
加能作次郎
ヴィクトル・ユゴー
徳冨蘆花
中勘助
島崎藤村
小島烏水
佐左木俊郎
伊藤左千夫
北条民雄
柳田国男