“かが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
57.4%
16.6%
加賀4.7%
3.2%
3.0%
2.3%
耀2.3%
2.1%
1.3%
1.1%
0.8%
0.6%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
跼蹐0.4%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
火蛾0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御骨は、沼の縁にな泥の中にありましたって、どこも不足しないで、手足も頭もって、膝をめるようにしていたんだそうです。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
幾分明るい空をバックにしているんで割合に見えるし——夜道で道に迷ったらんで見ろ、というのはこの辺を指した言葉だよ……
鱗粉 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
加賀の人でも、この頃では余り知っている人が少い位だから、東京の人などには、「真正の九谷焼」は余り知られていないようだ。
九谷焼 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
同時に細君は自分のもっているあらゆる眼の輝きを集めて一度に夫の上にぎかけた。それから心持腰をめて軽い会釈をした。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
反絵は閉された卑弥呼の部屋の前に、番犬のようにんでいた。前方の広場では、兵士たちが歌いながら鹿の毛皮をいでいた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)
それは——床に落ちた書類を拾おうとして、被害者が身体をめたところを、その一眼鏡の絹紐で、犯人が後様に絞め上げたと云うのだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
耀よい出すという風にややつかれた肉体の上にあやとなって出る精神のつや、微妙な知慧のつやというようなものは、実に見おとすことの出来ない、真の人間らしい一つの花です。
その次には、喜いちゃんが、毛糸で奇麗った護謨毬崖下へ落したのを、与吉が拾ってなかなか渡さなかった。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
雪洞は持っていないけれども、廊下へ出ると、庭のところ/″\にり火が燃えているので、それが何処からか板敷に反射するばかりでなく
しかし兎に角大体としては大音楽家の威厳を保ちながら、細い目を凄まじくやかせてゐました。僕は——僕も勿論危険を避ける為にトツクを小楯にとつてゐたものです。
河童 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
きはやきしかの窻枠を忍ぶとき……
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
夕暮が近くなった時、川幅が狭くなると共に、両岸にはになって、くれ立った松の根ばかりが、水と泥とのる所を、荒涼とっているようになった。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
稲つけばるわが手を今宵もか殿の稚子がとりて歎かむ(巻十四東歌)
万葉集の恋歌に就て (新字旧仮名) / 三好達治(著)
丸木の梯は、弓のようにしなって、両足を互い違いに、物を狙うようにみ身になって、フラフラしていたが、先に登りついた嘉門次は、崖の上から手を借して、片手で樅の幹を抱えながら
谷より峰へ峰より谷へ (新字新仮名) / 小島烏水(著)
その時大方魔酔剤されたものと見えます。何卒一刻も早く、旅館へ連れていって下さい。うしている間にも、父様の上にどんな恐ろしい事が起るかも知れないのです。
緑衣の女 (新字新仮名) / 松本泰(著)
粟の垂穂をうちみだし、 すすきを紅くやかす。
文語詩稿 一百篇 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
『万葉集』東歌の「稲つけばるわが手を今宵もか殿の若子がとりて歎かむ」
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
にちゃにちゃして茜色の雲を踏んで立っているような気持のするのに、眼の前一面に実のり倒れた金色の稲田を見渡して跼蹐んだ気持は何もかも何処かへ持って行かれました。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
此れから汁の実なぞがなくならずにようござんしょう、と葬式の時ある律義な若者が笑った。さる爺さんは、其様なでもなかったが、若い時の苦労で腰が悉皆んで居た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
さて人が七十以上生き延ぶる時は、そのみ、その面変り、その心曇り、小児めきて児女に笑われ、痴人に嘲らる。これもと猴から受けた三十年だからだと。
彼は卓子を片寄せて、鋤を振上げて四つの大タイルを一気に掘り起し、身をめてみると、いつものように黄いろい砂があった。袖をまくし上げて砂を掻き起すと、下から黒い土が出て来た。
白光 (新字新仮名) / 魯迅(著)
現今ミヅシ()、メドチ(南部)、ミンツチ(蝦夷)など呼ぶは河童なれど、最上川と佐渡の水蛇く人を殺すといえば(『善庵随筆』)
一匹の火蛾に思ひを乱すまじ
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
自分たちの右手の高きには前穂高のがなおさっきの夕焼の余燼でやいて、その濃い暗紫色の陰影は千人岩ののうえまでものびていた。
その歓涙には霞んで、御霊廟は、虹のような光をぽっとませ、あたりには、馥郁と、蓮華が舞う心地がし、その寂光万華やきの裡に、微笑したもう太子三尊のおん姿が見え
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今宵ランプはポトホト
曇つた秋 (新字旧仮名) / 中原中也(著)
と、すぐその障子の影へ入れる、とすぐ靴の紐をっていた洋装のが、ガチリと釣銭を衣兜掴込んで、がっしりした洋傘いて出て行く。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
外の石垣の下には、よくり舟がもやって、うかすると、船頭のみ声などもするから、船世帯の船頭の女房が、乳ぶさに、泣く子をあやして居るのであろう。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そう云う別の台の、んでいる黒子の男の身体が邪魔になる法被姿の若い者の声と
撞球室の七人 (新字新仮名) / 橋本五郎(著)
……高ぶる者を見てこれをませ、また悪人を立所みつけ、これをの中に埋めこれがを隠れたる処に閉じこめよ、さらば我も汝をめて汝の右の手汝を救い得るとせん。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
かく歌ひて、ひ明して一一、おのもおのもけましつ。