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縢
ふりがな文庫
“縢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かが
84.6%
かゞ
7.7%
くみ
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かが
(逆引き)
こう
観
(
み
)
てくると、過去をただ時の流れといってしまうには、余りに人と歴史の
綾
(
あや
)
は目に見えぬ密度の糸で
縢
(
かが
)
られている。
随筆 私本太平記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
縢(かが)の例文をもっと
(11作品)
見る
かゞ
(逆引き)
女は白
足袋
(
たび
)
の儘
砂
(
すな
)
だらけの縁側へ
上
(
あ
)
がつた。あるくと細い足の痕が出来る。
袂
(
たもと
)
から白い
前垂
(
まえだれ
)
を出して帯の上から
締
(
し
)
めた。其前垂の
縁
(
ふち
)
がレースの様に
縢
(
かゞ
)
つてある。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
縢(かゞ)の例文をもっと
(1作品)
見る
くみ
(逆引き)
ここに
殿
(
との
)
の
縢
(
くみ
)
戸
一〇
より出で向へたまふ時に、伊耶那岐の命語らひて詔りたまひしく、「
愛
(
うつく
)
しき
我
(
あ
)
が
汝妹
(
なにも
)
の命、吾と汝と作れる國、いまだ作り
竟
(
を
)
へずあれば、還りまさね」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
縢(くみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
縢
漢検1級
部首:⽷
16画
“縢”を含む語句
行縢
御行縢持小市若
御行縢持小駒若
棒縢
淤縢山津見
絹縢
蜘蛛手縢
“縢”のふりがなが多い著者
恩地孝四郎
太安万侶
稗田阿礼
吉川英治
夏目漱石
神西清
泉鏡花