“かゞ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
70.0%
7.1%
4.3%
耀2.9%
2.9%
1.4%
1.4%
1.4%
1.4%
1.4%
1.4%
1.4%
1.4%
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう駄目だとつた私は、二つに割れた石板缺片んで拾ひながら、最惡の場合に處する爲めに、勇氣をひ起した。時は來た。
そののように、やいていらつしやるしいお客樣を、どうぞらへ、と御案内げてくれ。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
危いのを、右手で其兒を押へながら、身をめて、左手を伸ばし、取らうとすると、砂がほろ/\崩れて崖下へ落ちて行く。下は深い谿だ。底深く吹き上げて來る風に草花はゆら/\搖れてゐる。
(旧字旧仮名) / 吉江喬松吉江孤雁(著)
見る人の心に耀やきて、また倏忽に消えせにけり。
緑の種子 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
日光かにかれ、れた。その蒲團だけにれるのをると、んでその寢床日光眞中くやうにいた。それだけの運動で、ははづみ、がのぼつた。
日の光を浴びて (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
我は再び身をめて少女の額に接吻せり。少女はあなやと叫び、物に驚きたる牝鹿の如く、瞬くに馳せ去りぬ。
少選ありて食卓に呼ばれぬ。われは舊恩人たる老公の前に出でゝ、身をめて拜せしに、アントニオが席をば我とフランチエスカとの間に設けよと宣給ふ。
が、此の親切な忠告にもわらず、家中の武士は一層油断なく任務にくように命ぜられ、夜な/\奥庭の木の間を照らすり火の数はやされる一方であった。
彼は追い/\数がえて来る松明のあいだをみにり抜けながら、やがて自分でもり火の燃えさしを取って振りかざした。自分の手に照明があると、自分の姿が却って人に見えにくゝなる。
滅入るやうに前にんで、又ひとうねりの大波を乗つ越すと、瀬の水は白い歯を剥き出して、船底をがりがり噛み始める、水球が飛び散つて、舷側は平手で、ぴちやぴちや叩かれる音がする
天竜川 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
是から人の引込むまでと有助は身をめて居りますと、上野の丑刻の鐘がボーン/\と聞える、そっと脱出して四辺を見廻すと、仲間衆の歩いている様子も無いから
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
今宵ランプはポトホト
曇つた秋 (新字旧仮名) / 中原中也(著)
友染に、白羽二重をかさねて、つた、衣絵さんが手縫服紗袋んで、つた、小鍋である。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
をかくした樹立も、黒塀つた。舊暦二十一ばかりの宵闇に、覺束ない提灯つ、たちは落人夜鷹蕎麥んだで、溝端で、のどにへる茶漬した。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
(何故なら、その一週間前、施療部の一肺患者が寝台の鉄柵へ帯を懸けて、首を縊った。非常な努力を以てでなくては出来ぬ、んだ儘の縊死を、この機会に私は初めて実見したのであった。)
ラ氏の笛 (新字新仮名) / 松永延造(著)
忘れたり澤を傳ひ峯に上る隨分しき峠なれど馬にまかせてしき事を知らず東もち屋村といふは峠の上にして人家四五軒あり名物の餡餅ありにて馬を圍爐裏の火にみし手足を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)