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丑刻
ふりがな文庫
“丑刻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やつ
68.2%
うし
6.8%
うしのこく
6.8%
ウシ
6.8%
やつどき
4.5%
うしどき
2.3%
うしのとき
2.3%
こゝのつ
2.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やつ
(逆引き)
思ひ
遣
(
や
)
り又も泪に
昏
(
くれ
)
し
機
(
をり
)
丑刻
(
やつ
)
の
鐘
(
かね
)
鐵棒
(
かなぼう
)
の音と諸共に松本理左衞門は
下役
(
したやく
)
二人下男五六人召連
自分
(
じぶん
)
獄屋
(
ごくや
)
に來り
鍵番
(
かぎばん
)
に戸口を明けさせ九助を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
丑刻(やつ)の例文をもっと
(30作品)
見る
うし
(逆引き)
丑刻
(
うし
)
に、静粛の頂上に達した
現
(
うつ
)
し
世
(
よ
)
は、其が過ぎると共に、俄かに物音が起る。月の空を行く音も聞えさうだつた四方の山々の上に、まづ木の葉が音もなく動き出した。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
丑刻(うし)の例文をもっと
(3作品)
見る
うしのこく
(逆引き)
丸橋忠弥
(
まるばしちゅうや
)
召捕りのために、時の町奉行
石谷左近将監
(
いしがやさこんしょうげん
)
が与力同心三百人を率いて彼の邸へ向かったのは、慶安四年七月二十二日の
丑刻
(
うしのこく
)
を過ぎた頃であった。
正雪の遺書
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
丑刻(うしのこく)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ウシ
(逆引き)
丑刻
(
ウシ
)
に、靜謐の頂上に達した
現
(
ウツ
)
し
世
(
ヨ
)
は、其が過ぎると共に、俄かに物音が起る。月の、空を行く音すら聞えさうだつた四方の山々の上に、まづ木の葉が音もなくうごき出した。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
丑刻(ウシ)の例文をもっと
(3作品)
見る
やつどき
(逆引き)
立去り我が家へ歸り
神
(
かみ
)
へ
祈
(
いの
)
りしことも
贅
(
むだ
)
とも成しとて夫より
只管
(
ひたすら
)
菩提
(
ぼだい
)
を
吊
(
とふ
)
らはんと思ひ
樒
(
はな
)
を供へ香を
燒
(
たい
)
て只々一途に後生を願うて
居
(
ゐる
)
所に其夜
丑刻
(
やつどき
)
頃と思ふ折しも表の戸を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
丑刻(やつどき)の例文をもっと
(2作品)
見る
うしどき
(逆引き)
「そいつは大きに当惑します。何しろもう
夜半
(
よなか
)
の
丑刻
(
うしどき
)
、これからあの方を連れ出しても泊めてくれる宿屋はありません」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
丑刻(うしどき)の例文をもっと
(1作品)
見る
うしのとき
(逆引き)
もう
丑刻
(
うしのとき
)
(午前二時)近いだろう。白粉の女の住む岡場所の路地の灯さえ消えていた。ぞろぞろと、七、八人が外へ出ると、亀田屋では待っていたように戸を
卸
(
おろ
)
した。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
丑刻(うしのとき)の例文をもっと
(1作品)
見る
こゝのつ
(逆引き)
其の夜の
丑刻
(
こゝのつ
)
頃庭口の
塀
(
へい
)
に
飛上
(
とびあが
)
り、内庭の様子を
窺
(
うかゞ
)
いますると、夏の夜とてまだ寝もやらず、庭の縁台には村と
婆
(
ばゞ
)
の両人、縁側には舎弟の蟠作と安兵衞の両人、
蚊遣
(
かやり
)
の
下
(
もと
)
に碁を打って居りました
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
丑刻(こゝのつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
丑
漢検準1級
部首:⼀
4画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“丑刻”で始まる語句
丑刻半
丑刻頃
丑刻過
丑刻詣
検索の候補
丑刻半
丑満刻
丑刻過
丑刻頃
丑刻詣
“丑刻”のふりがなが多い著者
野村胡堂
三遊亭円朝
作者不詳
吉川英治
斎藤茂吉
折口信夫
国枝史郎