“丸橋忠弥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まるばしちゅうや83.3%
まるばしちゆうや16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで、由井正雪ゆいしょうせつ陰謀事件が慶安四年十一月二十九日丸橋忠弥まるばしちゅうやらの処刑で結了すると、幕府は直ちに浪人の処分の事を議した。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
「何だと?——今の世の中にそんな馬鹿なことがあるものか。もっとも、由比ゆい正雪しょうせつなら牛込榎町うしごめえのきちょうよ、丸橋忠弥まるばしちゅうやは本郷弓町だ、縄張違いだよ、八」
このチユウヤは、勿論、丸橋忠弥まるばしちゆうやであり、ジオシツは由井正雪ゆゐしやうせつである。これもマツクフアレエンに従へば、やはり、ランドオルの追憶記に出てゐる話らしい。
日本の女 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)