“手縫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てぬい60.0%
てぬ20.0%
てぬひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友染(いうぜん)の切(きれ)に、白羽二重(しろはぶたへ)の裏(うら)をかさねて、紫(むらさき)の紐(ひも)で口(くち)を縷(かゞ)つた、衣絵(きぬゑ)さんが手縫(てぬい)の服紗袋(ふくさぶくろ)に包(つゝ)んで、園(その)に贈(おく)つた、白(しろ)く輝(かゞや)く小鍋(こなべ)である。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「うへへ。これかね。実はおれが二週間かかって手縫(てぬ)いで作上げたのさ」
諜報中継局 (新字新仮名) / 海野十三(著)
銀(ぎん)の鍋(なべ)一つ包(つゝ)む、大(おほき)くはないが、衣絵(きぬゑ)さんの手縫(てぬひ)である、其(そ)の友染(いうぜん)を、密(そつ)と掛(か)けた。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)