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曲
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かゞ
ふりがな文庫
“
曲
(
かゞ
)” の例文
七
時過
(
じすぎ
)
に
彼
(
かれ
)
ははつとして、
此
(
この
)
夢
(
ゆめ
)
から
覺
(
さ
)
めた。
御米
(
およね
)
が
何時
(
いつ
)
もの
通
(
とほ
)
り
微笑
(
びせう
)
して
枕元
(
まくらもと
)
に
曲
(
かゞ
)
んでゐた。
冴
(
さ
)
えた
日
(
ひ
)
は
黒
(
くろ
)
い
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
を
疾
(
とく
)
に
何處
(
どこ
)
かへ
追
(
お
)
ひ
遣
(
や
)
つてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
危いのを、右手で其兒を押へながら、身を
曲
(
かゞ
)
めて、左手を伸ばし、取らうとすると、砂がほろ/\崩れて崖下へ落ちて行く。下は深い
谿
(
たに
)
だ。底深く吹き上げて來る風に草花はゆら/\搖れてゐる。
夢
(旧字旧仮名)
/
吉江喬松
、
吉江孤雁
(著)
女は
腰
(
こし
)
を
曲
(
かゞ
)
めた。三四郎は知らぬ人に礼をされて驚ろいたと云ふよりも、寧ろ礼の
仕方
(
しかた
)
の巧みなのに驚ろいた。腰から
上
(
うへ
)
が、風に乗る紙の様にふわりと前に落ちた。しかも早い。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
代助は何をするともなく其
間
(
あひだ
)
に
曲
(
かゞ
)
んでゐた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
“曲”を含む語句
委曲
屈曲
曲節
折曲
彎曲
謡曲
曲事
迂曲
曲線
大曲
曲尺
序曲
曲芸
戯曲
一曲
曲舞
行進曲
部曲
小曲
曲者
...