“行進曲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
マーチ37.5%
こうしんきょく25.0%
マアチ12.5%
マルシュ12.5%
マルセーユ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食堂から寝室へおごそかにやって行くためには、揚々たる行進曲マーチをみずから奏した。その場合時には、二人の弟とともに行列を組立てた。
まっさきの一寸法師から、最後の旗持ちまでは百五十メートルほどもあり、その長い行列は、楽隊がくたいき鳴らす行進曲こうしんきょくで、何ともいえない気持ちよい調子ちょうしにつつまれ
曲馬団の「トッテンカン」 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
「さうかも知れない、だが少くともオペラぢやないね。まあ、早く言つてみれば行進曲マアチかな。昨宵ゆうべなんか夜つぴて我鳴り通しなんだからね。」
たとえば『エロイカ』の終曲の勇躍エラン、『第九交響曲』の、時ならぬ叫喚を伴うテノールの歌や行進曲マルシュ、『コリオラン』序曲の憤激の爆発、『エグモント序曲』の終りの解放された群集の雀躍
同志工屋戦二———この若い労働者はわたしらに、図式化されぬ戦列の行進曲マルセーユを教えた
人民詩人への戯詩 (新字新仮名) / 槙村浩(著)