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迂曲
ふりがな文庫
“迂曲”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うきょく
65.4%
うね
19.2%
うきよく
3.8%
うねっ
3.8%
まわっ
3.8%
まわりくど
3.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うきょく
(逆引き)
私は
四谷見附
(
よつやみつけ
)
を出てから
迂曲
(
うきょく
)
した外濠の
堤
(
つつみ
)
の、丁度その
曲角
(
まがりかど
)
になっている
本村町
(
ほんむらちょう
)
の坂上に立って、次第に地勢の低くなり行くにつれ
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
迂曲(うきょく)の例文をもっと
(17作品)
見る
うね
(逆引き)
しかし間もなくこの
陰鬱
(
いんうつ
)
な
往来
(
おうらい
)
は
迂曲
(
うね
)
りながらに少しく
爪先上
(
つまさきあが
)
りになって行くかと思うと、片側に赤く塗った
妙見寺
(
みょうけんじ
)
の塀と
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
迂曲(うね)の例文をもっと
(5作品)
見る
うきよく
(逆引き)
巖頭に小さき塔ありて、美しき入江の景色の、遠く大小二島の邊まで見ゆる處より、
蘆薈
(
ろくわい
)
、「ミユルツス」の間を通ずる
迂曲
(
うきよく
)
せる小みちあり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
迂曲(うきよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
うねっ
(逆引き)
只今は道路の幅が広くなりずーッと見通せますが、以前は見通しの附かんように
通路
(
とおりみち
)
が
迂曲
(
うねっ
)
て居りましたもので、スワと云うと木戸を打ち路次を締める
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
迂曲(うねっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まわっ
(逆引き)
僕はそれからなぜだか分らないから
頻
(
しき
)
りに宇宙を見たのサ、道は曲ッてついている、真直にすれば近いものを
態
(
わざ
)
と
迂曲
(
まわっ
)
て人のあるく所が妙じゃないか。
ねじくり博士
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
迂曲(まわっ)の例文をもっと
(1作品)
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まわりくど
(逆引き)
此世界では斯る男性的な、率直な方法が、何の
障碍
(
こだわり
)
も無く行われるので詐欺、放火、毒殺などの女性的な、
迂曲
(
まわりくど
)
い方法は
流行
(
はや
)
らぬ、此世界では良心や温情は罪悪である、正義や涙は
篦棒
(
べらぼう
)
である。
監獄部屋
(新字新仮名)
/
羽志主水
(著)
迂曲(まわりくど)の例文をもっと
(1作品)
見る
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
“迂”で始まる語句
迂濶
迂闊
迂回
迂遠
迂
迂廻
迂愚
迂路
迂散
迂散臭
検索の候補
階廊迂曲
迂余曲折
“迂曲”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
永井荷風
山本周五郎
三遊亭円朝
伊藤左千夫
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
幸田露伴
和辻哲郎
室生犀星
岡本かの子