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うきょく
ふりがな文庫
“うきょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
迂曲
77.3%
紆曲
22.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
迂曲
(逆引き)
若木の杉や
楢
(
なら
)
の樹立に
萩
(
はぎ
)
芒
(
すすき
)
をあしらっただけの、なんの気取りもない庭の
端
(
はず
)
れに、浅野川が藍青の布を延べたように
迂曲
(
うきょく
)
して流れている。
ひやめし物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
水の
溜
(
たま
)
ってる面積は五、六町内に
跨
(
また
)
がってるほど広いのに、排水の落口というのは僅かに三か所、それが又、皆落口が小さくて、溝は七まがりと
迂曲
(
うきょく
)
している。
水害雑録
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
うきょく(迂曲)の例文をもっと
(17作品)
見る
紆曲
(逆引き)
欝茂
(
うつも
)
せる大林すなわちタライ・ジャンガルを過ぎて汽車の
紆曲
(
うきょく
)
することは大蛇のごとく、汽関車の声は幾千の獅子の
奮迅
(
ふんじん
)
もかくやと思われるほどで山谷を震動して
上
(
のぼ
)
りました。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
みちは
紆曲
(
うきょく
)
していてまるで行き先さえ分らない、これはわたくしだけではなく、誰でも女の中に生きるみちを見付けた人間は、みな
此処
(
ここ
)
が行き止りになっていることを知るようになるのだ。
花桐
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
うきょく(紆曲)の例文をもっと
(5作品)
見る
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