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迂遠
ふりがな文庫
“迂遠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うえん
82.5%
うゑん
8.8%
うと
3.5%
まわりどお
3.5%
まだる
1.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うえん
(逆引き)
手段のために主要な意志の表示が不自由になり、
迂遠
(
うえん
)
になり、あるいは
晦渋
(
かいじゅう
)
になるようでは、決して最上の手段といわれないのです。
教育の民主主義化を要求す
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
迂遠(うえん)の例文をもっと
(47作品)
見る
うゑん
(逆引き)
さういふ
処
(
ところ
)
は
拠
(
よんどころ
)
なく
捨
(
すて
)
置いていつか分る時もあらうと
茫然
(
ばうぜん
)
と
迂遠
(
うゑん
)
な区域に
止
(
とど
)
め
置
(
おい
)
て、別段
苦
(
くるしみ
)
もいたしませんかつた。
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
迂遠(うゑん)の例文をもっと
(5作品)
見る
うと
(逆引き)
『
迂遠
(
うと
)
いな。御家中で知らぬものはない位な話だぞ。——あの相木熊楠という男は、以前、東郷五郎左衛門に就いて北条流の軍学を学んでいたことがある』
篝火の女
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
迂遠(うと)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
まわりどお
(逆引き)
併
(
しか
)
し当今の御婦人さま方にはそんな
迂遠
(
まわりどお
)
いことを
遊
(
あそば
)
す方は決してございますまい、ナニ惚れたとか腫れたとか思いますと
直々
(
じき/\
)
に当って御覧なさる。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
迂遠(まわりどお)の例文をもっと
(2作品)
見る
まだる
(逆引き)
「
箆棒
(
べらぼう
)
に
迂遠
(
まだる
)
つけえ
唄
(
うた
)
だな、
此
(
こ
)
の
夜
(
よ
)
の
短
(
みじ
)
けえのに
眠
(
ねむ
)
つたく
成
(
な
)
つちやあな」
側
(
そば
)
から
惡口
(
あくこう
)
を
吐
(
つ
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
迂遠(まだる)の例文をもっと
(1作品)
見る
“迂遠”の意味
《名詞》
迂遠(うえん)
道などが曲がりくねって遠いこと。
まわりくどいこと。実際の役に立たないこと。
世情にうといこと。
(出典:Wiktionary)
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
“迂遠”で始まる語句
迂遠千万
検索の候補
迂遠千万
“迂遠”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
高浜虚子
吉川英治
高村光雲
大隈重信
新渡戸稲造
葛西善蔵
夏目漱石
正岡子規
柳宗悦