“うえん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
迂遠54.7%
有縁44.2%
盂黶1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何事もこのとおりにて、世の中の有様はしだいに進み、昨日便利とせしものも今日は迂遠うえんとなり、去年の新工夫も今年は陳腐に属す。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
むすぶ早玉はやたまの両所権現、各々その機に従って有縁うえんの衆生を導き、無縁の群類を救わんため七宝に飾られたる極楽の光を捨て、六道三有ろくどうさんうの煩悩のちりにまじわり給え。
台の上の簒奪者さんだつしゃは大いに懼れ、石乞せききつ盂黶うえんの二剣士に命じて、子路を討たしめた。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)