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迂廻
ふりがな文庫
“迂廻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うかい
74.3%
うくわい
11.4%
まわ
5.7%
まわりみち
5.7%
うねり
2.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うかい
(逆引き)
そこには平安がある。足は大地を踏むからである。あの個人道に見られる焦慮と執着とは、危険に充ちた迷路を
迂廻
(
うかい
)
するからではないであろうか。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
迂廻(うかい)の例文をもっと
(26作品)
見る
うくわい
(逆引き)
お葉は十分に
澁
(
しぶ
)
りながらも、かなりの好奇心を燃やしてゐるらしく、八五郎に引かれて庭を
迂廻
(
うくわい
)
して、離屋の前に立つてゐるのです。
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
迂廻(うくわい)の例文をもっと
(4作品)
見る
まわ
(逆引き)
胡頽子
(
ぐみ
)
の灌木が行手を遮り、それを彼が
迂廻
(
まわ
)
った時、巣籠っていた山鳩が、光に驚いて眼を覚ました。そうして長い間啼き止まなかった。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
迂廻(まわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
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まわりみち
(逆引き)
帰途
(
かえり
)
には電車で
迂廻
(
まわりみち
)
して
肴町
(
さかなちょう
)
の川鉄に寄って鳥をたぺたりして加藤の家へ
土産
(
みやげ
)
など持って二人俥を連ねて戻って来た。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
迂廻(まわりみち)の例文をもっと
(2作品)
見る
うねり
(逆引き)
どうかこうかここまで
漕
(
こ
)
ぎつけて来た、長い
年月
(
としつき
)
の苦労を思うと、
迂廻
(
うねり
)
くねった
小径
(
こみち
)
をいろいろに歩いて、広い大道へ出て来たようで、
昨日
(
きのう
)
までのことが、夢のように思われた。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
迂廻(うねり)の例文をもっと
(1作品)
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迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
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