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迂廻
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まわりみち
ふりがな文庫
“
迂廻
(
まわりみち
)” の例文
帰途
(
かえり
)
には電車で
迂廻
(
まわりみち
)
して
肴町
(
さかなちょう
)
の川鉄に寄って鳥をたぺたりして加藤の家へ
土産
(
みやげ
)
など持って二人俥を連ねて戻って来た。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
却説
(
さて
)
、葛木法師の旅僧は遠くも
行
(
ゆ
)
かず、どこで電車を下りて
迂廻
(
まわりみち
)
したか、
多時
(
しばらく
)
すると西河岸へ、船から上ったごとく
飄然
(
ひょうぜん
)
として
顕
(
あらわ
)
れて、延命地蔵尊の
御堂
(
みどう
)
に詣でて
礼拝
(
らいはい
)
して
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“迂廻”で始まる語句
迂廻階子