トップ
>
迂廻
>
まわ
ふりがな文庫
“
迂廻
(
まわ
)” の例文
胡頽子
(
ぐみ
)
の灌木が行手を遮り、それを彼が
迂廻
(
まわ
)
った時、巣籠っていた山鳩が、光に驚いて眼を覚ました。そうして長い間啼き止まなかった。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
それからかれこれ二月ばかり
経
(
た
)
つと、今度は
生垣
(
いけがき
)
を三尺ばかり
開放
(
あけ
)
さしてくれろ、そうすれば一々御門へ
迂廻
(
まわ
)
らんでも済むからと頼みに来た。
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“迂廻”で始まる語句
迂廻階子