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篝
ふりがな文庫
“篝”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かがり
86.0%
かが
8.6%
かゞり
3.2%
かゞ
1.1%
ひ
1.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かがり
(逆引き)
祝部
(
いわいべ
)
の村落までかかると日が暮れた。村民は戸ごとに
篝
(
かがり
)
を
焚
(
た
)
いて領主の通路を照らした。そして軒端軒端の下にみな土下座していた。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
篝(かがり)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かが
(逆引き)
これでやっと夕の一ト騒ぎもやみ、
篝
(
かが
)
りも暑い夏の宵になりかけていたが、下部の兵らは、いぜん警戒を
研
(
と
)
ぎすましているふうだった。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
篝(かが)の例文をもっと
(8作品)
見る
かゞり
(逆引き)
催
(
もよほ
)
しける然るに其夜
亥
(
い
)
の
刻
(
こく
)
とも
覺敷頃
(
おぼしきころ
)
風
(
かぜ
)
もなくして
燭臺
(
しよくだい
)
の
燈火
(
ともしび
)
ふツと
消
(
き
)
えければ伊賀亮
不審
(
ふしん
)
に思ひ
天文臺
(
てんもんだい
)
へ
登
(
のぼ
)
りて
四邊
(
あたり
)
を
見渡
(
みわた
)
すに總て
海邊
(
かいへん
)
は數百
艘
(
そう
)
の船にて
取圍
(
とりかこ
)
み
篝
(
かゞり
)
を
焚
(
たき
)
品川灣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
篝(かゞり)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
かゞ
(逆引き)
が、此の親切な忠告にも
拘
(
かゝ
)
わらず、家中の武士は一層油断なく任務に
就
(
つ
)
くように命ぜられ、夜な/\奥庭の木の間を照らす
篝
(
かゞ
)
り火の数は
殖
(
ふ
)
やされる一方であった。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
篝(かゞ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひ
(逆引き)
どこをどのように歩いたものか、ほのぼのと四辺が明るいのでハッと驚いて前方を見ると、何んということだ、眼の前に土人部落の例の広場が
篝
(
ひ
)
に照らされて拡がっている。
沙漠の古都
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
篝(ひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
篝
漢検1級
部首:⽵
16画
“篝”を含む語句
篝火
大篝
大篝火
遠篝
篝船
篝屋
屯篝
川篝
提灯篝
本篝
篝屋奉行
夕篝
篝火屋
篝火船
籠篝
芝居篝
辻篝
門篝
“篝”のふりがなが多い著者
吉川英治
紫式部
作者不詳
中里介山
国枝史郎
島崎藤村
谷譲次
小栗虫太郎
蒲原有明
山本周五郎