“川篝”の読み方と例文
読み方割合
かわかがり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずれ残らずひっ捕えて、噂の出どころを究明してくれるつもり。川篝かわかがりの火の明りで一人一人の顔を見届け、足音を忍ばせてそっと磧から離れると、町の辻で供を帰し、一人で山邸へ上って行った。
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)