“川下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かわしも67.7%
かはしも29.0%
しも3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(まあ、女がこんなお転婆てんばをいたしまして、川へおっこちたらどうしましょう、川下かわしもへ流れて出ましたら、村里の者が何といって見ましょうね。)
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それであるからたとひ大人であつてもそこから余程川下かはしもの橋を渡るときに、信心ふかい者はいつもこの淵に向つててのひらを合せたものである。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
川下しもの者が、ある朝起きてきて妻に聞いた。
えぞおばけ列伝 (新字新仮名) / 作者不詳(著)