“川端下”の読み方と例文
読み方割合
かわはげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲府方面から金峰山に登り、川端下かわはげより梓山に出て、十文字峠を踰え、栃本を経て帰京するか、又は之を逆に行うもよいであろう。
奥秩父 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
秩父の渓谷美に就ては、お書く可き多くのものが残っている。荒川の滝川谷、大洞おおぼら川。千曲川の上流梓川、川端下かわはげ川。昇仙峡上流の荒川。
秩父の渓谷美 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
唐松や白樺の若葉が見たいと思えば、五月の梓山、川端下かわはげの戦場ヶ原がよい。紅葉は十月の梓山、川端下、黒平くろべら、金山。石楠花しゃくなげは殊に秩父奥山の名物である。
奥秩父の山旅日記 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)