“祝部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いはひべ33.3%
はふりべ33.3%
いわいべ16.7%
はふり16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直刀ちよくたうが二ほん交叉かうさしてある。鐵環てつくわんくつわ槍先やりさき祝部いはひべ土器等どきとうが、其所此所そここゝかれてある。
香央は、このうえなお娘の幸福を神に祈るために、巫子みこ祝部はふりべをあつめて、神前に御湯みゆをそなえる御釜祓みかまばらいの神事をとり行なった。
祝部いわいべの村落までかかると日が暮れた。村民は戸ごとにかがりいて領主の通路を照らした。そして軒端軒端の下にみな土下座していた。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なほさいはひを神に祈るとて、三八巫子かんなぎ祝部はふりを召しあつめて、三九御湯みゆをたてまつる。そもそも当社に祈誓いのりする人は、四〇数の祓物はらへつものそなへて御湯みゆを奉り、吉祥よきさが凶祥あしきさがうらなふ。