“直刀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちよくたう25.0%
すぐは25.0%
ちょくとう25.0%
ちよくとう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直刀ちよくたうが二ほん交叉かうさしてある。鐵環てつくわんくつわ槍先やりさき祝部いはひべ土器等どきとうが、其所此所そここゝかれてある。
檢屍前はこのいまはしい道具も取隱すわけに行かなかつたのでせう。刄渡り六寸程の直刀すぐはで、なか/\の業物わざものらしく、拵へも見事、武家娘の嫁入り道具に相應ふさはしい品です。
半兵衛の直刀ちょくとうは中段やや下っていた。眼は刺すように万三郎を睨み、歯をくいしばって、きびすを浮かした足でじりじりとを詰めてくる。
風流太平記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
うしてその枕元まくらもとはうに、びて𣏓木くちきごとくなる直刀ちよくとうが二ほんいてある。