“はふり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハフリ
語句割合
42.9%
35.7%
祝部7.1%
7.1%
葬式7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この屍体を截断することが即ちハフルであつて、しかもこの役目は神主が勤めたので、古く神主をはふりと呼んだのである。
本朝変態葬礼史 (新字新仮名) / 中山太郎(著)
樂しや、さあれうれたし、はふりのをり
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
なほさいはひを神に祈るとて、三八巫子かんなぎ祝部はふりを召しあつめて、三九御湯みゆをたてまつる。そもそも当社に祈誓いのりする人は、四〇数の祓物はらへつものそなへて御湯みゆを奉り、吉祥よきさが凶祥あしきさがうらなふ。
翁これを納めて、二九三祝部はふりらにわかちあたへ、みづからは一むらつみをもとどめずして、豊雄にむかひ、二九四かれなんぢ秀麗かほよきたはけて二九五你をまとふ。你又かれかりかたちまどはされて二九六丈夫ますらを心なし。
ここにそのみめ須世理毘賣すせりびめは、はふりもの一〇を持ちて哭きつつ來まし、その父の大神は、すでにせぬと思ほして、その野に出でたたしき。
いは葬式はふりのゆふべ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)