“ともらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
葬式62.5%
埋葬12.5%
12.5%
葬礼12.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼奴きゃつ長久保ながくぼのあやしき女のもと居続いつづけして妻の最期さいご余所よそに見る事憎しとてお辰をあわれみ助け葬式ともらいすましたるが
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「なったんじゃない……葬式ともらいにされたんだ。殺されたんだよ。だから言わない事じゃない、言語道断だ、不埒ふらちだよ。妹をえさに、どじょうが滝登りをしようなんて。」
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
はい、たじれたか知りません、私はうなっても宜しゅうございますが、貴方のだから殺とすも何共どうとも勝手になさいだが、表向には出来ませんから、此の坊やアだけは今晩が明けないうち法蔵寺様へでも願って埋葬ともらいを致したいと存じます
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
なおその騒ぎの最中に、帳場の掛硯かけすずり曳出ひきだしからボロボロになって出て来た藤六の戸籍謄本によって、藤六が元来四国の生れという事……それにつれて、藤六は、その近まわりに一人も身よりタヨリの無い男という事がわかったので、葬式は自然近所ともらいといった形になった。
骸骨の黒穂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
……袖の下には、お位牌いはいを抱いて葬礼ともらい施主せしゅに立ったようで、こう正しく端然しゃんとした処は、る目に、神々しゅうございます。
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)