“埋葬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まいそう64.7%
とむらい11.8%
とむらひ5.9%
ともらい5.9%
とりおき5.9%
まいさう5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にちて、アンドレイ、エヒミチは埋葬まいそうされた。その祈祷式きとうしきあずかったのは、ただミハイル、アウエリヤヌイチと、ダリュシカとで。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
寺方が埋葬とむらいを断るのは、検屍を受けない変死人の場合で、医者の死亡診断書というもののない時代には、これが犯罪摘発の最後の手段に用いられたのです。
寺方が埋葬とむらひを斷るのは、検屍けんしを受けない變死人の場合で、醫者の死亡診斷書といふものゝない時代には、これが犯罪摘發てきはつの最後の手段に用ゐられたのです。
此の坊やアだけは今晩が明けないうち法蔵寺様へでも願って埋葬ともらいを致したいと存じます、誰もうちへ参りはなし、私が此の病人では何う致す事も出来ませんから、何卒どうぞ一寸お帰りなすって
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
谷中の菩提所へ埋葬とりおきをいたしたと逐一旧悪を白状に及びましたので、幸兵衞お柳の大悪人ということが明白になり、長二郎は図らず実父半右衞門のあだ幸兵衞を殺し、敵討をいたした筋に当りますが
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
にちて、アンドレイ、エヒミチは埋葬まいさうされた。祈祷式きたうしきあづかつたのは、たゞミハイル、アウエリヤヌヰチと、ダリユシカとで。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)