“とむらひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
葬式57.9%
26.3%
埋葬5.3%
5.3%
葬礼5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
造船所の掛員は、葬式とむらひの帰りに、一度こんなお辞儀に出会でくはして以来このかた久し振の事なので、ひどく度胆を抜かれてしまつた。
我国では儀式とか祭とかとむらひとか云へば、午餐会がなくてはならないからである。会は賑かで、さう/″\しく、愉快であつた。いろ/\の演説があつた。
板ばさみ (新字旧仮名) / オイゲン・チリコフ(著)
寺方が埋葬とむらひを斷るのは、検屍けんしを受けない變死人の場合で、醫者の死亡診斷書といふものゝない時代には、これが犯罪摘發てきはつの最後の手段に用ゐられたのです。
亡くなつた足立通衛みちゑ氏の告別式が大阪青年会館で行はれた時、とむらひ演説をした宮川経輝つねてる氏は、霊魂たましひの一手販売人のやうな口風くちぶりで、名代なだいの雄弁をふるつて
この安はどんなに落ぶれまして——唯今では葬礼とむらひ人足のやうな隠亡の真似をして世間からは葬儀安とか稲荷安とは云はれましても、之でも